「即死チートが最強すぎて…」のなろう版と書籍版の違いって？

2024年1月16日

シリーズ累計１３０万部を突破した”小説家になろう”発の人気作品の『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』は2024年1月からアニメが好評放送中です。

アニナビでは"なろう"版と小説版の違いについてやアニメの放送情報など、『即死チートが最強すぎて・・』について詳しくご紹介します！

「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」のあらすじ

ある日、高校の修学旅行のバスが異世界にされてしまう。バスの中で寝ていた主人公の高遠夜霧はクラスメイトの壇ノ浦知千佳に起こされて目を覚ますが、そこは異世界で、乗っていたバスがドラゴンに襲われていた！

壇ノ浦知千佳によると突然現れた賢者シオンと名乗る少女から、ほとんどのクラスメイトへ特別な力”ギフト”が授けられ、ギフトの力が目覚めなかった人間はドラゴンの囮としてバスに取り残されたという。

絶体絶命の二人と思いきや、夜霧はどんな”物”でも即死させる能力を持っていた！

これは、無能とされた少年と少女が、あらゆる敵を即死させながら、元の世界に戻るための旅をするお話。

「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」の原作の詳細が知りたい！

2024年1月から放送開始の「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」の原作は、2016年から「小説家になろう」で連載が始まり、2017年には、「小説家になろう」の異世界転生/転移ジャンルのランキングで文芸・SF・その他部門の年間ランキング1位を獲得するなど「小説家になろう」の人気の作品で、ノベルス全14巻(完結)、コミックス9巻(2024年1月現在)まで刊行されており、シリーズ累計１３０万部を超えています。

異世界転生された夜霧が、成長チートや圧倒的な魔力を持つ敵をなんなく即死させるなど、今までにない設定でヒロインの壇ノ浦さんとの掛け合いなどコメディ要素が強いファンタジー作品で、多くのファンを獲得しています。

原作のなろう版やライトノベル版は物語がすでに完結しておりますが、コミカライズ版は、コミックアース・スターにて好評連載中です。

そのほかにも「ピッコマ」などのマンガアプリ・サイトでは一部が無料で読むことができますよ^^

「即死チートが最強すぎて・・・」のなろう版はまだ読める？

「即死チートが最強すぎて・・・」は小説家になろうで連載が行われていましたが、すでに作者自身により全て削除されています。

「小説家になろう」では、商業化された多くの作品で"なろう版"が削除されています。

小説家になろうの利用規約では、以下のように定められており、

×規約違反となる掲載状態×

• 小説家になろう掲載分のみで内容を理解できない状態
  【例】書籍化部分を削除し、途中から物語が始まっている
  【例】冒頭部分のみを残し、残りは書籍を読まないと理解できない

※ダイジェスト版の掲載に関しては2016/09/01より全面的に禁止となりました。

ラノベなど商業本として発売される際に加筆や、なろうで連載していたストーリーを追い越した場合「小説家になろう掲載分で内容を理解できない」と規約違反となり、宣伝扱いの投稿とみなされ運営から削除要請が来るそうです。

本作も本編完結後の「後始末編」を書籍化するため、なろう版は削除されたようです。

残念ながらなろう版はもう読むことができませんが、Web魚拓で検索すると閲覧できる状態でした。

但しWeb魚拓は著作権侵害となる可能性が高いサービスで、またスクショ等データを保存する行為は違法となりますのでご注意ください。

「即死チートが最強すぎて・・・」のなろう版とラノベ版の違いって？

「即死チートが最強すぎて・・・」のなろう版(Web版)とラノベ版の基本的なストーリーは同じですが、作者の投稿であるように大幅に加筆・書き下ろしがラノベ版には追加されています。

WEBに比べると書籍版は1.7倍ほどの分量になっていて、今回は書き下ろしが二編あります。
同梱特典は、TVアニメ化についてぐだぐだやるようなやつです。

加筆を加えられたことにより物語の展開は同じですが、過去の話や伏線などがわかりやすくなり読みやすくなっています。

また"なろう版"は主人公視点での話ですが、書籍版では他の登場するキャラクターのシーンが書き足されている印象です。

なろう版をすでにご覧になっている方も楽しめる内容となっていますので、ぜひラノベ版をご覧になってみてはいかがでしょうか。

アニメ「即死チートが最強すぎて・・・」の評判

1月からアニメの放送が開始されましたが、駆け足の展開になっているためか放送後の評判は賛否分かれています。

主要動画配信サイトの視聴ランキングでも上位に入るなど、2024年冬アニメの注目作として取り上げられていますので、２期の制作を期待して応援しましょう！